どうも、兼業デイトレーダーのみつまるです。平日の日中は働きながら基本的に夜時間でデイトレードをしています。取引商品については、株式投資は時間的に難しいので先物取引やFX(為替取引)になります。
Xでやっている「これがデイトレの世界だ!」デイトレスペース第4回について書き起こしていきたいと思います。
第4回の内容は、ダブルトップ・ダブルボトムについてです。この言葉を聞いたことがある人もいればいない人もいるかと思いますので、しっかり図を使いながら説明していきたいと思います。
経験者の方は、たかがダブルトップ・ダブルボトムを覚えたところで勝てないよ。って思う人もいるかもしれませんが、しっかりとこのダブルトップ・ダブルボトムのチャートパターンの使いどころをマスターすれば勝利率はグンっと増すこと間違いなしです。
ダブルトップ・ダブルボトムの特徴・見つけ方やエントリーポイントについて詳しく解説していきます。また今回のスペースは買いパターンとなる「ダブルボトム」について説明しています。基本的にダブルボトムの反対がダブルトップと思っていただければ問題ないかと思います。
またいつかスペースでダブルトップについても解説できればなと思います。
- ダブルトップ・ダブルボトムの形や作られ方
- ダブルボトムでのエントリー方法(損切り・利確含)
- デイトレでダブルボトムを使って勝つ方法
第4回「これがデイトレの世界だ!」(音声↓↓)
チャートパターン:ダブルボトムとは??
![](https://mmfinancial-university.com/wp-content/uploads/2024/02/Wbottom-1024x575.png)
それでは早速ダブルボトムについてみていきましょう。
まず、ダブルボトムとはチャートの底値を示すチャートパターンのひとつになります。
下降トレンド中で大きく下落した後、一旦上昇に転じそこから再び下落して前回安値付近で切り返すとチャートはアルファベットの「W」のような形になります。このときにネックラインを上回るとトレンドが転換し上昇シグナルとして大衆から意識されるようになります。
ネックラインは2回目の安値をつけた起点のポイントを通るように水平線を引きます。
ダブルボトムがアルファベットの「W」に対し、ダブルトップは「M」の形をとり天井を示すシグナルになります。
このダブルボトムで非常に重要なことは、「ダウントレンド中の安値圏で有効」ということです。
ダブルボトムのエントリー方法
![](https://mmfinancial-university.com/wp-content/uploads/2024/02/Wbottom2-1024x576.png)
続いて、実際のダブルボトム買いエントリーの方法です。
買いエントリーは上記の画像の通り2つ用意しました。
買い①(積極型エントリー)
買い①の場合は、ネックラインを超えたところで即エントリーになります。こちらは初動に乗ることはできますが、利益を伸ばそうとするとネックラインを超えてオーバーシュートしたチャートは戻ってくることも多いためいわゆるだましの上げに引っかかってしまい含み損を抱えてしまう可能性も高いです。
なので買い①は積極型エントリーとさせていただきました。
買い②(安定型エントリー)
買い②の場合は、ネックラインを超えてもう一度ネックライン付近に戻り反発を確認してからエントリーするパターンになります。こちらのデメリットは、初動が取れず初動が伸びてしまった場合は戻りがなくエントリーすることができないというところになります。この場合は、今回はしょうがない。ということで諦めましょう。
逆にメリットとしてはオーバーシュートの戻りをしっかりと見てからネックラインの反発を確認するのでエントリー後に含み損を抱えるリスクが非常に少ないです。
損切り位置
損切り位置については基本的には、2番底付近に置くのがいいかなと個人的に思っています。
2番底ぴったりに置くと落ちてきたときにそこで狩られて上がる可能性もあるので、2番底より少し下に置くのもいいかと思います。ただ損切りまでの値幅が広くなるので損切りの場合は、若干損切り額が大きくなってしまうデメリットもあります。
損切り位置は、自分の資金を守る命綱になるのでエントリー時には必ず損切り位置は決めてトレードをしましょう。
利確位置
![](https://mmfinancial-university.com/wp-content/uploads/2024/02/Wbottom3-1024x575.png)
利確位置については、値幅計算方法である「N値」や「E値」を使っていきます。
訂正:今回の画像で「N値」と示していますが、実際は「E値」の間違いになります。お詫びし訂正させていただきます。
ダブルボトムの利確位置の想定は、2番底からネックラインの値幅をネックラインに乗せるイメージで同じ値幅を上にとり利確位置を決めます。(これがE値と言います。)
ただこの値幅に対して途中に厚い抵抗帯などがある場合は、部分利確やそこで利確する判断もあっていいかなと思います。正直、利確位置を決めるのが一番難しいです。
![](https://mmfinancial-university.com/wp-content/uploads/2024/02/チャートパターン-1024x576.png)
![](https://mmfinancial-university.com/wp-content/uploads/2024/02/N-1024x575.png)
利確位置については、リスクリワードが1:1以上あればトータルで見たとき十分に利益を残すことができます。
リスクリワードとは…
トレードにおける「損失」と「利益」の比率
【例】1回の取引で負うリスクが1万円、目標利益は2万円
この場合は、リスクリワード1:2と表現したりします。
実際のチャートで見てみよう!
それでは最後に、実際のチャートでダブルボトムを探してみましょう!
下のチャートで自分が思うダブルボトムの位置を探してみてください。答えは次の画像になります。
![](https://mmfinancial-university.com/wp-content/uploads/2024/02/image-11-1024x542.png)
どうですか?見つかりましたか?
答えは…↓↓↓
![](https://mmfinancial-university.com/wp-content/uploads/2024/02/image-12-1024x542.png)
このようなところにダブルボトムがいます。
下降トレンド中の底値圏でダブルボトムを形成しています。実際のチャートで見るとなかなか難しいと思いますがこれは何度もチャートを見て探していくことが見つけれるようになる近道になると思います。
図解で見るダブルボトムと実際のチャートで見るダブルボトムでは、結構イメージが変わってきます。さらにこの実際のチャートも出来上がったものでみているので、これを動いているときに見つけなければエントリーはできません。なかなかデイトレードも簡単ではないですが、もしやっていたいよ!という方がいればぜひチャートを眺めてみてください。
それでは次回も書き起こしますのでお待ちください!!
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