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兼業トレーダーによるデイトレ講座 【第1回スペース】

30歳兼業デイトレーダーのみつまるです。平日の日中は働きながら基本的に夜時間でデイトレードをしています。取引商品については、株式投資は時間的に難しいので先物取引やFX(為替取引)になります。

兼業の私がなぜデイトレードをしているのかというと、働いて得られる給料+αの収入がほしく大学生から始めた株式投資・FXを続けています。生活が変化するにことによって扱う商品は変わっていますが、デイトレという根本は変わっていません。

また、デイトレはレバレッジをかけて取引をすることが多いです。

私自身はあんまり感じていませんでしたが、X(旧Twitter)などを拝見していると「レバレッジ取引=ギャンブル!?」みたいな雰囲気もあり特に株クラでは煙たがられているように感じました。

「信用取引はやめておけ!」みたいな感じです。

もちろん信用取引を勧めているわけではありませんが、頭ごなしに否定するのは個人的にはNGです。

信用取引やレバレッジ取引はリスクを理解することで資金効率よく取引ができる利点もあります。更に薄給の私にとっては給料以外の収入があることで生活も楽になりますし、長期保有の株式やインデックス投資に資金を回すこともできるようになります。

そんなことを思っていたところ、Xにてひろさん(@Hiro_HASYG)との出会いがありデイトレ初心者の方々向けに「デイトレってなんぞや!?」というスペースを開催することになりました。

その第1回スペースの内容をこの記事で説明していきたいと思います。

この記事(スペース)で分かること
  • デイトレードについて
  • デイトレードの始め方
  • デイトレードに必要な資金
  • デイトレードのコツ
目次

兼業デイトレーダーの「これがデイトレの世界だ!」

ここで言うデイトレとは、基本的には1日のうちに取引を終わらせるトレードのことで持ち越しについてはほとんどしません。また毎日トレードするわけでもなく1日3~5回程度トレードする日もあれば、トレードをしない日もよくあります。

また私がやっているデイトレードはレバレッジ取引をしており、資金効率を高めています。

レバレッジ効果

★「てこの原理」手持ちの資金より大きな金額を動かすことができる

【信用取引の例】
委託保証金率が30%の場合、差入れた委託保証金の約3.3倍の額で取引することが可能
現金100万円→333万円の投資をすることが可能

★「売り」の取引からトレードができる

信用取引では、現物と違い「株を売ってから買い戻す」ことが可能
相場の下落局面でも収益を得ることができたり、ヘッジをかけることができる

デイトレードの準備

まず、デイトレードを始めるにあたって信用口座や先物取引口座を解説していない場合は解説を済ませておきましょう。証券口座をお持ちの方であれば基本的に審査は通るはずです。

信用取引と先物取引について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
株式取引と株価指数先物取引の違い (引用:松井証券)

レバレッジは直訳すると「てこの原理」になります。投資における「てこの原理」は手持ち資金より大きな金額の取引をするという意味になります。

信用取引であれば3.3倍、先物取引では最大30倍のレバレッジをかけて取引することが可能になります。

レバレッジの計算方法

レバレッジ=(現在価格×取引数量)÷証拠金

【例】証拠金100万円の状態で1株2,000円の株を1,000株で取引をする場合は、
(2,000円×1,000株)÷100万円=2
この場合はレバレッジが2倍という計算になります。

※レバレッジ取引はレバレッジをかけた分、損失額が大きくなるというケースも想定しつつ、資金管理を徹底することが大切です。

取引銘柄の選定ポイントは3つ挙げさせてもらいました。

  1. 流動性(売買代金)十分にある
    • 取引量が多く売買が成立しやすい
  2. ボラティリティがある
    • 1日の価格変動幅が大きく売買差益を得やすい
  3. 注目されている人気銘柄
    • IRなどで注目を集めると流動性・ボラティリティ共に活発になりやすい

日本市場が開いている9:00~15:00に相場を見ることができる場合は個別株でのデイトレードもいいと思います。前日のニュースなどから次の日に活発に動きそうだなという銘柄を探し出しトレードをしていきます。

2023年はレーザーテックという銘柄が非常に流動性も高くボラティリティも大きかったためデイトレーダーはこぞって参加していたかと思います。

ただ私のように兼業の方は日本市場が開いているときにチャートを見続けることは難しいかと思います。

なので夜間取引も行える「先物取引」も取引商品の一つとして候補にいれています。

こちらはデイトレードに必要な私が思う最低資金を記載させていただきました。

まず株の信用取引では50万円程度かなと思います。

信用取引を行う際に、信用を供与してくれる証券会社に担保として入れる現金や株式などを「委託保証金」と言い、「委託保証金」の額は法令で信用取引の約定代金の30%以上と定められています。そして委託保証金の額は「30万円以上」というのも決まっています。

つまり信用取引を行うには最低30万円が必要で、30万円を下回った場合は信用取引ができなくなってしまうので余裕をもって50万円程度用意した方が安心です。

続いて、私が現在メインで取引をしている「日経225ミニ」「日経225マイクロ」です。

日経225という商品は、「日経平均株価」の株価指数先物取引のことを指します。先物取引のポイントとしては、銘柄選定が不要ということや下落相場でも「売り」注文から入ることができるので相場が下落しているときも利益を狙うことが可能です。またレバレッジ取引になるので少ない資金から取引することができ資金効率が非常に高いです。

引用:松井証券

上記は松井証券から引用していますが、「日経225mini」を1枚取引するのに約20万円、「日経225マイクロ」の場合は10分1となり約2万円から取引が可能です。

なので損切することを考えると余裕をもって、「日経225mini」を取引する場合は30万円、「日経225マイクロ」の場合は5万円程度証拠金として口座にいれておくと安心です。

またどのくらいの値幅動いたらどのくらいの利益・損失となるか気になるかと思いますので具体例を挙げてみます。「日経225mini」は「日経平均株価指数×100倍」、「日経225マイクロ」は「日経平均株価指数×10倍」での取引となりは1ティック5円で値動きがあります。

先物取引(日経225mini)具合的な取引例
現時点の日経平均株価が37,000円付近で推移していたとします。
今後、日経平均株価が上がると思い証拠金50万円の口座から「日経225mini」を37,000円で1枚買い付けます。このときのレバレッジは…
3,700,000円×1枚÷500,000円=レバレッジ7.4倍
その後、日経平均は37,500円まで上昇したので買っていた建玉を決済。

【取引結果】
(37,500円-37,000円)×100(日経225mini 1枚)=+50,000円

予想に反して500円値下がりした場合は、50,000円の損失が発生します。

また「日経225マイクロ」で取引をした場合は、10分1になるので今回の場合は利益も損失も5,000円になります。

兼業トレーダーみつまるが実際にやっているトレード方法を紹介していきます。

私がトレードするにあたって踏んでいる手順はコチラ。

STEP
月足、週足、日足、時間足の環境認識

各時間軸のチャートを見てサポートライン・レジスタンスラインがどこにあるかを確認し、チャートに水平線を描きます。

このとき、大きい時間足の方がサポート・レジスタンスラインとしての効果は高いです。

また時間足が大きいと直近の値に対してラインが遠いことがあるのでその場合は、時間軸を落としてサポート・レジスタンスラインの確認を行っていきます。

STEP
環境認識を基に買いと売りのシナリオを構築

環境認識でサポート・レジスタンスラインが引けたら、現在値からどのように動いたらエントリーするべきかのシナリオをいくつか立てていきます。今回は買いパターンと売りパターン1個ずつ用意しました。

まずは買いパターンから。現在値が21010円で、下のサポートラインが20125円、上のレジスタンスラインが21575円のレンジで推移している状態。

私が買う場合は、レジスタンスラインの21575円を上に突き抜けてから、もう一度先ほどレジスタンスラインに戻ってきてレジスタンスラインがサポートラインに変化したことを確認してから買い注文を入れます。

エントリー位置が22000円くらいだった場合、損切位置は20125円のサポートラインを割るところまで。この値幅が1875円程度あるので利確位置も同様に23875円付近までは引っ張りたいところです。

次は売りパターン。サポート・レジスタンスラインは同じなので、レジスタンスラインを突き抜けた後に再度戻されるパターンが売り注文を入れるタイミング。一度上に突き抜けますが一度戻されもう一度上をチャレンジしますが失敗して上げれないパターンになります。

この場合エントリー位置は、21800円付近になり損切位置は22000円付近。この値幅が400円程度なので利確位置も21400円付近までは引っ張りたいところ。

このような感じで現在の位置からサポート・レジスタンスラインを参考にシナリオをいくつか立てそのシナリオ通りに動いた場合にエントリーをするといった感じになります。

STEP
シナリオ通り動いたらエントリー

先ほど考えたシナリオ通りの値動きがあった場合に注文を入れ、あとは利確位置と損切位置の注文を出してあとは時を待つだけになります。チャートを見すぎるとエントリーしたくなるのでなるべく注文後はみないようにしています。

また損切りの位置は確実に決めておいてください。損切りを疎かにしてしまうとズルズルと含み損を抱えてしまい、自分自身のお金の器を超えた損失額になればなるほど思考が停止し損切りができなくなってしまいます。

最後に初心者と経験者の違いについて私が思うところをまとめてみました。

  • 初心者は1回毎の勝負、経験者はトータルの勝負
  • 初心者は勝てる手法の聖杯探しに、経験者は期待値を探しに
  • 初心者はお金を意識し、経験者は数字だと思い込む
  • 初心者はエントリー回数が増え、経験者はエントリー回数が減る

簡単にいうとこのようなイメージになります。

ただ私自身もそうであったように何事も始めるときはみんなが初心者です。

そこから失敗と成功を積み重ねて学び、経験することでトータルで勝てるようになってきました。

勉強するにあたって難しい用語や訳の分からないことなどいっぱい出てくると思うので、何かあれば気軽にご相談くださいね。私に回答できるものであればできる範囲、回答していきたいと思います。

それでは第1回デイトレスペースに来て下さりありがとうございました!

第2回もお楽しみに!!!

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この記事を書いた人

\投資歴10年の鍼灸師が資産運用について発信/
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